ある日はハチミツ、ある日は玉ねぎ

オランダ人女性とシンガポールで国際結婚した会社員が妻にこっそり日本語で綴るブログ

AIPダイエットを始める妻

あけましておめでとうございます。

年末年始はゆっくりするつもりでいたものの、仕事の準備で全くゆっくりできず、気付いたら2020になり、1月ももう半分終わり....。
さて、昨年末に妻が「1月からAIPダイエットを始める!」と宣言した為、今年に入り我が家の食卓はてんわわんやとなっています。

 

AIPダイエット

Autoimmune protocol dietというのが正式名称で、要は免疫反応(アレルギー/炎症)を誘発する様々な食材を摂取しないことで、自己免疫疾患の症状を抑える食事療法。リウマチやバセドウ病/橋本病で悩んでいる人に有効だとか。食品添加物は勿論、乳製品、お米など多様な食材が制限される。食べてはダメな食材は具体的には以下の通り。

 

・ナッツ/豆類
穀物全般
・乳製品
・卵
・加工食品
・砂糖
・アルコール
・ナス科の植物(トマト/ナス/じゃがいも/ピーマン等)
・植物油
食品添加物

www.medicalnewstoday.com

 

と、かなりの種類が摂取NGなのである。どの食材が炎症反応を起こすか調べる為、少しづつ制限リストの食材も摂取してくようだが、とりあえず最初は肉とサラダみたいなパレオフードに近いものを食べる必要があるようだ。

 

日本食は厳しい

 

日本食は醤油やみりん等での味付けが必要なので、AIPダイエット中はメニューが本当に限られる。Coconuts Aminoという、ココナッツ油でできた醤油類似品も試したが、やっぱりちょっと味が違う。
ほんだしも添加物が入っているのでNGな為、とりあえずあごだし用のにぼしとだし昆布を買ってきた。さて何をつくろうか....。

 

 

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植物由来肉の「インポッシブル・バーガー」と対面

 

インポッシブル・バーガーをご存じだろうか。
動物を一切使わない植物由来の人口肉で、アメリカの「インポッシブル・フーズ」社が売り出し中の話題の次世代食品。シンガポールでは昨年から様々な店で提供が開始されたものの、ベジタリアンでもなんでもない私は「普通に肉食わせろ」という感じで全く興味を持っていなかった。ところが、最近ベジタリアンの友人ができたので、話題の人口肉バーガーを食べにいった。

 

 

場所はOutram/Tanjong Pagar近辺にあるPotato Head
ここはバーガー類・ビールを豊富に取りそろえたお店で、欧米人がいっぱい。可愛らしいLooftop Barもあり、週末は予約必須。
バリのクタビーチにも系列店のビーチクラブがあり、日本ではそっちの方が有名かも。

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twitterより拝借

 

 

 

 

お店に到着後、早速インポッシブル・バーガーを注文。メニューの写真撮るの忘れた。
確か単品でSG$25くらいであった気がする。
そして待つこと10分。ついに人口肉バーガーとご対面。

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キター



見た目も匂いもまんまビーフパティ。
半信半疑だったものの、予想以上のクオリティで驚く。
食べてみる。




ええ、これもう肉じゃん...。

 




噛んだ後の肉(大豆)汁、ひき肉(大豆)の触感。独特の血の匂い、感じ。本物のビーフパティと全く遜色ないレベル。というかビーフって言われて出されても信じれるくらい肉。肉肉しいほどに肉。
もはやこれがあれば肉が不要になるくらいのレベルの満足度。

 


バーガーに感動する一方で、一つの疑問もわいてきた。果たしてベジタリアンでも何でもない私がインポッシブル・バーガーで食肉欲を満たすとはどういうことなのか。
人口肉は元々、環境対策の為に投じた製品だ。工業用畜産は温室ガスを多く輩出しており、牛肉食を止めることが温室効果ガスの削減につながるという理論は理解できるが、食肉は我々人間が、長い歴史をかけ培ってきた大事な文化でもある。食肉を止める前に、石炭による火力発電を止める等、もっとマクロな視点で先に取り組むべき問題があるのではないか。もしかしたら、この食肉文化消失への警笛こそが、インポッシブル・フーズ創業者の本当の狙いなのではないか。
インポッシブル・バーガーはまさに人間の環境対策を憂いた、壮大な皮肉なのではと考えてしまう。大豆だけど。


味に感動し、そして現在の環境対策について考察する自分の横で、初めて肉(大豆)を食べた友人が呟いた。
「ふーん、これが肉ね。フィレオフィッシュの方が好きだな」。

 

 

 

 

大人気のTokidoki

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先週妻に連れられてSingapore Comic Conに行ってきた。
Comic Conは元々サンディエゴで開催されていた映画・ゲーム等のサブカルチャーの祭典で、今はシンガポール・東京・フランス等世界の主要都市で毎年開催されている、世界最大のサブカルイベント。
ただし今回の妻のお目当ては、マーベルでもヒーローアカデミア(これもこっちで人気)でもなく、Tokidokiの作者、Simone Legnoのサイン会である。
このTokidoki、今シンガポールで大人気なのである。

 

Tokidoki

Toki Dokiは2005年にイタリア人アーティストによって作られたブランドで、日本のポップカルチャーに強く影響を受けて誕生した。 私も最初見たときは、サンリオとか日本のキャラクターかなと思ってしまうくらいだった。
面白いのは、bearbrickやMarvel、Hello Kitty等他のサブカルから、Onitsuka TigerMLB等のスポーツグッズまで、幅広いブランドとコラボレーションを行っているところ。ここら辺はやはり海外アーティストらしく、マーケティングとセールスの力が上手いなとつくづく感心する。

ポップかわいい世界的ブランド「tokidoki(ときどき)」とは? - NAVER まとめ

 

 

Singaporeでの人気っぷり

Singaporeでも老若男女問わず幅広い層から人気で、
シンガポール動物園から、玄関口であるチャンギ国際空港とのコラボも実施。

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Changi Airport Celebrates | Changi Airport Singapore

 

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https://www.hypeandstuff.com/river-safari-tokidoki-sep-2019


River Cruiseとのコラボや

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https://www.hypeandstuff.com/river-safari-tokidoki-sep-2019

 

期間限定でTokidoki Cafeもやっていたようだ。

https://danielfooddiary.com/2018/03/18/tokidoki/

/18/tokidoki/

 


そしてサイン会へ

結論から言うと妻はサインをもらうことができなかった。私達が思っていた以上にTokidokiの人気はすさまじかった…。
そもそもComic Conの入場から既に長蛇の列。

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マリーナベイサンズを占領するコスプレイヤー多数

なんとか1時間並び入場すると、既にサイン会の列は締切であった。

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Simone LegnoのInstaより

 


収穫0のまま、Comic Conを見学、TWGでお茶して帰路についたのであった。

セントーサ島のRoyal Albatrossクルーズ

妻の誕生日にRoyal Albatrossの主催するサンセットクルーズに行ってきた。

 

www.tallship.com.sg

少々値は張るが、雰囲気も景色も申し分ないディナークルーズなので、シンガポールいるなら是非お勧めしたいアトラクション。
ということで以下レポート。

 

ロイヤル・アルバトロス・クルーズ

セントーサ島のシーアクアリウム水族館近くから出航する、帆船風クルーズ。
ディナークルーズは毎週金・土・日に開催で、事前にオンラインで予約が必要。サンセットクルーズ、ナイトクルーズの2種類があり、どちらも値段は一緒(一人SG$195)。
マラッカ海峡の夕焼けをがっつり楽しみたいならサンセットクルーズ。セントーサ島の花火鑑賞や、セントラル周辺の夜景を楽しみたいならナイトクルーズがお勧め。

 

実際に乗ってみた

 

当日は16:00頃から乗船開始。乗船中は靴を脱ぐ必要があるので、着脱しやすい靴で行くのがベター。
ちなみに席は自由なので、早めに乗っていい席を確保した方が良い。
船首側と船尾側の2エリアがあり、景色やムードを楽しむなら船首側に座るのがお勧め。パフォーマーも基本船首に立ってる。

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乗船

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船首側




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デッキ中程

 

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船尾側



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雨天でも出航できるようキャビン席もあり

 

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バーカウンター



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コース料理はボリュームたっぷり。飲み物は別途注文

 

 

 

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マリーナエリアまで行きます。


夕暮れのシンガポールと夜景


クルーズは約2時間。シンガポールの夕暮れと日没を十分に堪能。船上では生歌唱のエンターティメントもあるので、飽きることなく2時間たっぷり楽しめた。

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夕暮れ

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夕暮れ

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クルーズ後半。Jurongのターミナル近辺

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マリーナよりこっちの方が綺麗かも

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船内もライトアップ

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下船。お疲れ様でしたー。




 

ちなみに記念日プラン等もあり、別途追加料金でブーケやプレゼントも船側で頼んでくれるので、デートでの使い勝手も◎
帆船(風)で楽しめるクルーズは日本でも中々ないので、貴重な体験でした。

シンガポール在住者がNetflixのSingapore Socialをこき下ろす

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11/22から配信されたNetflixシンガポール・ソーシャル。一話30分、全8話でシンガポールの若者6人を追ったReality Showである。
配信直後からシンガポール国内では「The HillとTerrace houseを混ぜてドブに捨てた番組」とか、「ひど過ぎて見るのを止められない!」とか、検索してもM Social Singapore Hotelしか出てこないだので散々叩かれているので、大のNetflixerである妻と一気に全話鑑賞。


結論から言うと、今年見た中では最低の番組。もっと言わせてもらうと、Netflixのオリジナルコンテンツでは最低の出来、ではないだろうか。
公式サイトの宣伝では、「恋愛、キャリア、そして家族との関係。小さな経済大国シンガポールで、社会の枠にはまることを拒み、自分の生き方を貫こうとする若者たちの素顔を追う」とあるが、私から言わせてもらうと「現実と向き合うことを放棄した金持ちの子供達が、中身の無い会話とゴシップをネタにパーティー三枚」といった感じ。一体Netflixは何が撮りたかったんだ?
「ある意味でCrazy(頭のおかしい) Rich Asianね!」と言い放った妻に激しく同意せざるを得なかった。


以下、極力ネタバレを避けたシンガポール・ソーシャルのココがダメポイント3点。

 

 

 

全く感情移入できない出演者

物語は、シンガポールの20-30代の若者6人を中心として進む。が、まずこいつら本当に元々知り合いなのか?というくらい、お互いがお互いを知らない。
だから会話の内容がとんでもなく薄い。出演者同士で深く知り合おうともしないので、視聴者も一人一人の人間性が良く分からないまま、話が勝手に進んでいく。物語中盤以降は、出演者それぞれの仕事や人間関係、家庭での悩みにフォーカスされるが、そもそも見る側としては出演者の事を全く理解できていないので、彼らの悩みに同情することができないのだ。

またNetflixは、出演者達をシンガポールの若者のアイコンとして映している。しかし彼らは、殆どのシンガポール人の生き方とは異なったライフスタイルを歩んできている。
超学歴社会で受験、就職戦争を勝ち抜き、一流企業に入り、自らの力でキャリアを切り開くシンガポール人のモデルスタイルとは違い、出演者の殆どが、裕福な家庭で生まれ育ち、20代後半に差し掛かっても未だに親の資産で暮らしながら仕事は趣味レベル(のクオリティ)。勿論、中にはTabithaやNicoleの様に自分の力でキャリアを築いた人もいるが、それは出演者のほんの一握りだ。
そもそも、シンガポール人でもそう多くない、ブルジョワ人生を送っている出演者に対して、更に人間性の深掘りも無ければ、一体誰が共感できようか。
シンガポール・ソーシャルでは、Terrace Houseやあいのりにある、出演者の日常を覗く楽しみが全く無いのだ。

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出演者の一人、Mae。ただの金持ちの娘、以上。でも言ってることは一番普通。

 

 

 
あざといほどに漂う台本ありき感

Netflixシンガポール・ソーシャルを「Reality Show」としているが、恐らく脚本はあるだろう。ただ、その進行と見せ方があまりにも不自然で、 “やらせ”を強く感じざるを得ない。
例えばMaeの大学進学の件は、明らかに番組用に用意されたトピックの一つだろう。番組内でのイベント(旧正月、I Light, Poloカップ等)を見るに、シンガポール・ソーシャルは2019年の2月から3月末の2か月間で撮影されている。20半ばまで何もせずだらだら過ごしてきた人間が、親に諭されてこの2か月間で急に大学進学を思い立つのはどう考えても不自然で、あまりにも唐突過ぎる。

また番組は、不自然な程にシンガポールのおしゃれスポットでの撮影を多用するあまり、くど過ぎて食傷気味になる。
基本的にシンガポールの中心部、それもマリーナ周辺で全部話が進むので、シンガポール在住者からしたら3話くらいでもう景色に飽きる。東京でいえば六本木周辺を延々と見せられる感じ。
シンガポール国外の人から見ても、最後には景色の代わり映えの無さに飽きてくるのではないだろうか。

 

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Park Royal Hotelのプールでの一コマ。ところで君たちいつ仕事してるの?

 

 

 

何の満足感も無い結末

出演者に共感できずとも、やらせでも、面白ければそれでいい。だがシンガポール・ソーシャル最大の欠点は、結局出演者が何がしたかったのか、また番組が何を見せたかったのか全く分からないまま全8話が終わることだ。
出演者達は、人生に於いて大切な何かを見つけるでもなく、ただ飲んで騒いでゴシップをして、どうでもいいことで悩み、薄っぺらい仲間意識で傷を舐め合い、また飲んで騒ぐだけ。
興味のないパーティーの動画を延々と見させられ、結末には何も無い、ある意味視聴者を裏切るエンターティメントに仕上がっている。
この番組で何が起こったか、と聞かれると、TabithaがMVを作った。ということしか私の頭には浮かんでこない。それくらい中身の無い番組である。

 

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毎日飲んでるんじゃないかってレベルでパーティーシーンの連続

 

 

 

 

 

ということで私の中では最悪な評価となったSingapore Social。好き嫌いは人によってあると思うが、2話くらい見てこれつまんないなー。と思ったら止めてよいと思う。それが延々と続くので。
ただし私は、途中からシンガポール人と同じく「ひどすぎて見るのを辞められない」状態に陥ったので、もしかしたら製作者はそれを狙っているのかも(そんなことない)。

 

 

Nailed It

会社から帰宅したら、妻がテレビを見て爆笑してた。


妻は大のNetflix好きで、暇さえ有ればなんか番組を見てる。お陰でだいぶ私も詳しくなった。そうそう、最近Singapore Socialという番組が出たけど、あまりにも酷くて、シンガポールでも総バッシングを受けているので今度レビューしてみようと思う。

前置きが長くなったが、妻が見ていた番組は「Nailed it!」(日本語名:パーフェクトスイーツ)というシリーズで、素人がプロの菓子職人のスイーツを真似して作り、その完成度を競うという企画。
こんな感じに、見本からかけ離れた、とんでもない作品が出てくるのがウリのようだ。

 

 

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妻「こんな変な風にお菓子作るのは逆に凄いよーー!はははは!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お前人に言えるレベルちゃうだろ!!(泣)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

という言葉はグッと堪えて、私は今日も夕食作りに励んだ。

 

aint-no-mountain.hatenablog.com

 

シンガポールの有給休暇

同僚のオーストラリア人が来週から有給休暇を取得して帰国するとのこと。

 

シンガポールの雇用者は、雇用年数にもよるが、基本的に毎年14日の有給(Annual Leave)+14日の病欠(Medical Leave)が認められている。ただ休暇を取得する際に、会社からいちいち有給か病欠かを聞かれることはないし、雇用者がどちらかと申告することもないので、実際は1年に28日休みが貰える。といった感じだ。
日本企業と比較すると休暇日数は多いかもしれないが、シンガポールは祝日が少ないので、トータルでは同じくらいだろう。

 

日本企業と違うところは、その休暇の使い方。欧米人が多く働いていることもあり、皆有給の消化がダイナミック。
冒頭の同僚は、なんと有給フル使用+病欠で12月は丸々休みの予定。ゴールドコーストで一か月サーフィンするとか。羨ましい…!

 

私も一度やってみたいが、一か月休んでもやることないしなあ。