ある日はハチミツ、ある日は玉ねぎ

オランダ人女性とシンガポールで国際結婚した会社員が妻にこっそり日本語で綴るブログ

凍結胚移植

 前回の続きです。

aint-no-mountain.hatenablog.com

 

上記のエントリで書いた手術から約3ヶ月が経ちました。
妻の術後の状態は問題なく、生理も戻ってきた為、いよいよ凍結胚の移植を行おうとDr.Ngの元へ行きました。
今年の1月からクリニックをGreneagles Hospitalに移転したようですが、一方でIVFの治療室はNovena付近の別病院にあるため、ドクターは病院を行ったり来たりしているようです。そのせいもあってか予約した面談時間になっても我々の順番は回って来ず、さらに時間が経つにつれてクリニックには人、人、人。結局予約した時間から2時間後にやっと面談となりました。
このドクター、齢70を超えたにも関わらず朝から晩までフルで働いているみたで、産婦人科ってホント大変だと分かりました。

面談の結果、妻の体の方は問題ないことがわかり、いよいよ凍結胚の移植日を決定。
ホルモン剤とビタミン剤を購入し、移植日までは妻は服用することに。移植日の前日は、もうすぐ食べられなくなるから。と妻のリクエストで寿司を食べましたが、おしんこといなりと卵食べられるんじゃないか?と真面目に答えたら怒られました。余談ですが最近はスシローがシンガポールにも何軒かできており、手頃な価格で日本と変わらない味が楽しめるのです。

 

さて移植日当日。
朝の定例血液検査後、クリニックで凍結胚の移植を行いました。
私は採卵時と同様、モニター付きの別室で移植のレントゲン映像を見るのですが、何が何やらよく分からず、しかも気づいたら終わっていたという何とも情けない結末。妻は手術室で移植前の杯を生で見ることができたようです。ちなみに移植自体の費用は約SGD 4500でした。

 

特に麻酔も無かったので、術後は少し休んで帰宅。クリニックから貰った移植後のしおりを参考にしながら、2週間後の判定日を待ちます。