ある日はハチミツ、ある日は玉ねぎ

オランダ人女性とシンガポールで国際結婚した会社員が妻にこっそり日本語で綴るブログ

Safety Management Officers講習

うちの会社は3月半ば以来ずっと在宅勤務でしたが、今月初めより政府よりオフィス勤務対象制限の緩和が発表された為、オフィス勤務に向けて動き出しております。


正直在宅勤務に慣れすぎて「もうオフィス行かなくてもいいわ」状態ですが、一方で半年以上直接の交流が無いのも辛いもので、先月は顔見知りの別部署の友人が突然退職して挨拶もできなかった、なんてこともあったので、まあ戻ってみるのもいいかなーと思っていたので、ちょうどよかったです。

さて、そんな感じでオフィス解禁に向けて動き出したうちの会社ですが、
突然上司から、「政府の衛生管理者講習受けてこい」との指令。 どうやらSafety managament measures courseという、従業員の感染防止に配慮したオフィス体制について学ぶコースのようです。

 

コースは約3時間、しかもコース終了後テストに合格しないと証明書もらえないとのこと。会社がやれと言ったので、渋々NTUC learningというネットラーニングのウェブサイトから申し込み。

courses.ntuclearninghub.com

 

 

コース内容は、コロナウィルスについて、感染防止のためにオフィスにて必要な施策についてがメインで、特別難しいことはありませんでした。ただ3時間のプレゼンの中でどこがテストに出るのかは不明のため、講義を受けながら仕事するなどの内職はできず、集中する必要があります....。

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受講後のテストもオンライン。10問中8問の正解が必要で、何度でも受け直しができるのですが問題が都度異なるため、やはり講義を受講しておこなければ難しいと言う印象。私は3回目でやっとクリアでした。

 

ちなみに後から聞いたんですがこのSafety management officers講習、別にオフィス解禁に必須ではなく、さらに持っていても特になにもメリットはないそうです...。

夫婦喧嘩とカウンセリング その2

前回の続きです。

aint-no-mountain.hatenablog.com

 

 

ということで国際結婚専門のカウンセラーを探すことに。
カウンセリングと聞くと、離婚一歩手前の限界夫婦がすることなんじゃないかと戦々恐々でしたが、妻に聞くと欧米では普通だとか。妻がそういうなら、と抵抗ありながらもカウンセリング参加に同意。
まずはシンガポールのカウンセラーに連絡を取ったところ、日本人-欧米人の国際結婚のカウセンリングに特化した人が日本にいるということで、連絡先を教えてもらいました。

 


そして後日、日本語ペラペラの米国人医師とオンラインでのカウンセリングを実施。
私、妻の主張を其々言った後、医師から日本-欧米人の国際結婚でよく聞く悩みというのを教えてもらいましたが、それが以下の通り。

 

日本人側

・ パートナーが心を読む・空気を読むということができない
・パートナーが決まり事を作ろうとしない

 

欧米人側

・パートナーが理由を言わず黙ったり、口を聞かなくなったりする。
・パートナーが心情を離さない。


いや、もうまさに私達夫婦の問題にもろヒット。


改めて一度喧嘩の原因を考えてみると、元々私の不満は、妻に対し「空気を読んで早くテーブルの片付けをして欲しかった」であり、妻の不満は私に対して「早く片付けて欲しいなら言って欲しい」ということだったんです。それが発端となり様々なところに火がついて、遂には火元が分からなくなり大炎上。
火種は小さな喧嘩ですが、じゃあその助燃剤は何かって言ったら、医師が教えてくれた文化の違いによる不満でした。そして私は妻を無視したことでさらに燃料を投下してしまったんですね。

他の、日-欧夫婦も同じ悩みを持っているんだと分かり、しかもそれが人間性ではなく文化による価値観から来ると分かったと途端、一気に肩の力が抜けたような気分になりました。私たちはまだまだ全然大丈夫じゃん!と。

 

この日から約1ヶ月経ってブログ書いてますが、今はもうあの時の大喧嘩は何だったのかというくらい通常営業です。またカウセンリングでは他にも様々なことを医師から教えてもらい、そのアドバイスを心において暮らしています。

 


ということで国際結婚で関係が破綻しそうになったら、一度カウンセリング、それも日本人と外国人に特化したカウンセリングをおすすめします。

 

 

夫婦喧嘩とカウンセリング その1

先日久しぶりの夫婦喧嘩をしてしまいました。

きっかけはほんと話すこともアホらしいくらい小さなこと。
夕食後の片付けを妻と一緒にしていました。その日は私が洗い物を行い*1、妻にはキッチン及びリビングのテーブル拭きをお願いました。妻は「ちょっと待って〜」といいながらスマホで友人と連絡。

暫くたっても一向に動く気がないので、イライラした私は(早く終えて勉強したかったし)無言のまま自分でテーブルの清掃完了。気配を察した妻が「怒ってる?」と聞いてきたので、私は「怒ってないけど呆れた」*2(実際はちょっと怒ってたけど)と答えると、ここから妻の怒り爆発。「私も最近の貴方の態度に呆れる」「あとでやると言ってるのに何でやるの?」と怒涛の不満攻撃。 

解決などできず、その日は喧嘩してからお互い口を聞かず終了。

 

 

翌日、自分の落ち度は全くない!と思っていた私は徹底して口を聞かない作戦に出ました。今思い返すとひどい事をしたなと思うのですが、この時は色々と溜まっていたものもあったのかもしれません。妻と口を聞かない期間が3日程続き、とうとう妻から精神的にも耐えられないと言われたので話し合いをすることに。

 

私の主張は
・なぜやると言ったことをすぐやらないのか
・なぜ「最近の態度〜」とか今と関係ない話題を持ち出したのか

 

妻の主張は
・無視しないでほしい。
・あなたの考えが理解できない。

 

私の主張は、多分典型的な日本人男が喧嘩する時の主張パターンではないかと思います。
妻の主張は、テーブル清掃問題ではなく別の観点です。


見ての通り二人の主張の視点が違うため、話し合っても中々腑に落ちず、話は平行線。
関係が修復できる見通しが全然立たないため、後日オンラインのカウンセリングをすることにしました。これがぴったりフィット。私たちの喧嘩が、単なる夫婦喧嘩のみならず国際結婚による価値観の差異が影響していることが分かったのです。

 

続きます。

 

 

 

*1:ちなみに我が家はほぼ毎日夕食は私が作っています。洗い物も私がやる事が多い

*2:ちなみにこの時の会話は英語だったので、英語のニュアンスの受取り方も更に事態に滑車をかけたかもしれません。

TOEFL結果

思いの外早く帰ってきました!

 

 

 

結果、90点...。

内訳R:24, L:27, S:19, W:20

 

テスト終了時にReading, Listenningの結果はすでに分かっていたので、あとは SpeakingとWritingのスコアがどんくらいかなと思ってたのですが、悪い、悪すぎる…。ちょっと真面目に勉強しようと思います。

しかし逆に言えば、これはTOEFL 90点でも海外就職できるということの証明なのでは...。いや違うか。

シンガポールでTOEFL

実は2022年のMBA入学、つまり来年Applyを目指しておりまして、現在目下TOEFLやGMATを勉強中です。英語のテストなんて新卒入社時に受けたTOEIC(600点以下でした)以来なので、先月からTOEFL Official Guide bookとOfficial Practice test bookを購入してぼちぼち勉強しております。
「いや国際結婚、しかも海外在住なのに英語の勉強する必要あるの?」と突っ込まれるかもしれませんが、

①日本の大学卒の自分にとってTOEFLのちょいアカデミックな英語は勉強必須。
②妻とは英語・日本語・更には第3言語(これについてはいずれまたブログで)を使って話すため、英語が完璧じゃなくてもOK。
③仕事はファイナンス系なので、業界の難しい英単語を覚えておけば日常会話程度でも説明は簡単。

という言い訳、いや理由があるのです。。
そして先日、早速TOEFLの受験に行ってきました。

 

テスト会場

Singaporeのテスト会場は2つあり、Tanjong PagarにあるCliftons Centerで受験しました。

www.cliftons.com

テストは朝9:00からのため、8:45くらいに会場に着きましたが、当日はSAPや他セミナー等もやっていたので結構な人出。結局9:00ぐらいに入って写真撮影→デスクトップの前に行って受験。
周りを見ると殆どが高校生or大学生。そりゃ英語がネイティブのシンガポールTOEFL受ける人は米国留学希望者くらいですもんね。1部屋あたり10-15人くらいが入っておりました。


受験開始。Reading、Listeninngと着々と進め、10分間の休憩の後にSpeakingに突入。ちなみに事前に試験監督(めっちゃスマホ見てる。やる気なし。全然手挙げてもこっちこない)からはSpeakingの時もマスク着用と言われていました。マイクテストすると全然声拾えないし、ぜったい吃ってるのにどうすんねん....。と思って周りを見ると、みんなマスクずらしてました笑。
 

さて、結果は今週末に届く予定。とりあえず最初なので90くらい取れればいいか...。

コロナで無くなったもの

コロナの影響で大打撃を受けている観光業ですが、この半年間、耐えに耐えた施設たちがとうとう閉鎖になる悲しいニュースが8月はちらほらありました。


一つ目はインドネシア島のビンタン島にあるビンタン・ラグーン・リゾート
ビンタンで開業して26年、ビンタン島のリゾート計画初期に建設された老舗リゾートです。今はかなりビンタンも開発されており、こちらより綺麗なホテルリゾートはたくさんありますが、シンガポール人にとっては馴染みの深いリゾートの一つだったようです。私の友人も、家族で何度も訪れたことがあるとのこと。

ビンタン・ラグーンは敷地内にゴルフ場、スパ、バギー等様々なアトラクションを備えており、従業員を約500人程抱えていることから、他のホテルに比べてダメージが大きかったという見方です。

www.bintan-resorts.com

 

 

 

そして二つ目は1977年創業の回転レストラン。大手食品会社であるprimaが、彼らの穀物貯蔵サイロの上で営業していました。なのでハーバーフロントの荷役ターミナルど真ん中にあります。正直味はまあ普通ですが、やっぱり時代を駆け抜けた老舗が無くなるのは寂しいですね。

www.channelnewsasia.com

 

www.tripadvisor.jp

ソフトロックダウン中のマリーナベイサンズ -その2-

さて前回の続きです。


aint-no-mountain.hatenablog.com

 

18:30から予約したInfinity Poolへいよいよ突入。
30分の清掃タイムを終えたプールは、誰もおらず、波もないため鏡面そのものです。

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19時前よりサンセットのゴールデンタイムへと突入します。
ちなみにプールサイドでの食事・飲み物はスロット開始後30分のみの受け付けです。

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ということで全然期待していなかったInfinity Poolですが、いざ行ってみると妻よりも大興奮状態で写真撮りっぱなしでした。1日1時間のみという制限付きですが、写真を取り景色を見るのがメインなので、そこまで不満はありませんでした。


 

 

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ちなみに翌日午前も予約すれば入場可能なので、一泊二日なら2回プールへの入場が可能です。