ある日はハチミツ、ある日は玉ねぎ

オランダ人女性とシンガポールで国際結婚した会社員が妻にこっそり日本語で綴るブログ

夫婦喧嘩とカウンセリング その2

前回の続きです。

aint-no-mountain.hatenablog.com

 

 

ということで国際結婚専門のカウンセラーを探すことに。
カウンセリングと聞くと、離婚一歩手前の限界夫婦がすることなんじゃないかと戦々恐々でしたが、妻に聞くと欧米では普通だとか。妻がそういうなら、と抵抗ありながらもカウンセリング参加に同意。
まずはシンガポールのカウンセラーに連絡を取ったところ、日本人-欧米人の国際結婚のカウセンリングに特化した人が日本にいるということで、連絡先を教えてもらいました。

 


そして後日、日本語ペラペラの米国人医師とオンラインでのカウンセリングを実施。
私、妻の主張を其々言った後、医師から日本-欧米人の国際結婚でよく聞く悩みというのを教えてもらいましたが、それが以下の通り。

 

日本人側

・ パートナーが心を読む・空気を読むということができない
・パートナーが決まり事を作ろうとしない

 

欧米人側

・パートナーが理由を言わず黙ったり、口を聞かなくなったりする。
・パートナーが心情を離さない。


いや、もうまさに私達夫婦の問題にもろヒット。


改めて一度喧嘩の原因を考えてみると、元々私の不満は、妻に対し「空気を読んで早くテーブルの片付けをして欲しかった」であり、妻の不満は私に対して「早く片付けて欲しいなら言って欲しい」ということだったんです。それが発端となり様々なところに火がついて、遂には火元が分からなくなり大炎上。
火種は小さな喧嘩ですが、じゃあその助燃剤は何かって言ったら、医師が教えてくれた文化の違いによる不満でした。そして私は妻を無視したことでさらに燃料を投下してしまったんですね。

他の、日-欧夫婦も同じ悩みを持っているんだと分かり、しかもそれが人間性ではなく文化による価値観から来ると分かったと途端、一気に肩の力が抜けたような気分になりました。私たちはまだまだ全然大丈夫じゃん!と。

 

この日から約1ヶ月経ってブログ書いてますが、今はもうあの時の大喧嘩は何だったのかというくらい通常営業です。またカウセンリングでは他にも様々なことを医師から教えてもらい、そのアドバイスを心において暮らしています。

 


ということで国際結婚で関係が破綻しそうになったら、一度カウンセリング、それも日本人と外国人に特化したカウンセリングをおすすめします。